アニメ「映像研には手を出すな!」第2話 感想&考察(ネタバレあり)映像研、爆誕す!

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アニメ 映像研には手を出すな!
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(C)2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会

 

映像研、ついに始動!

アニメ「映像研には手を出すな!」第2話を感想&考察します!(ネタバレあり)

 

 

部活立ち上げ!しかし……

 

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(C)2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会

 

アニメの設定画を描くのが好きな浅草みどり(伊藤沙莉)は、キャラを描くのが好きな読モの同級生・水﨑ツバメ(松岡美里)に出会う。同志の出会いに喜ぶ二人に、浅草の親友・金森さやか田村睦心)はアニメ制作を提案。かくして3人はアニメづくりに乗り出す……!というのが第1話。

 

今回の2話ではアニメ制作が本格始動──のはずが問題発生。

既にアニメ研究部(通称・アニ研)は存在していることから、新たにアニ研を作れない。金森は親から入部を禁じられていることから、既存のアニ研に入部はできない。

 

「実写ならいいよ」

先生はそう告げます。

 

話し合う3人。そこで金森は眼鏡を光らせ提案。

「映像研、にしましょう。それなら実写もアニメも作れる」

 

かくして映像研は爆誕

 

最初本作を知った時に「アニメづくりの話なのに何で映像研なんだろ」と思ってたンですが、こういう理由だったんですな!

 

「秘密基地」というワクワク感

 

1話でもあった秘密基地シークエンス。

2話でも建材。部室として用意されたのは古ぼけた小屋。暗くボロい空気が秘密基地感を強めます。

 

秘密基地の「誰も知らない、けど自分だけが知っている最高の世界」という要素が、そのままアニメという世界と共通しているように思います。

今は誰もが観て楽しむアニメですが、昔は子ども以外は一部の物好きが楽しむ、と揶揄され、否定的な意味で「ヲタク」という言葉が使われていました。

 

昔ほどでないにしろ、未だにその風潮は少なからずありますよね……。

私の高校時代(8年前)はアニメの地位が低いわけではありませんでしたが、とはいえ周囲が観てるのはドラマやバラエティ。アニメで語れる友人は少なく。教室の隅でヲタク談義に花を咲かせていた記憶があります。

 

本作では、そのイメージが「秘密基地」というモチーフで現されています。

3人がキャッキャとアニメを語り、空想に浸りながら世界をつくるさまは、教室の隅で世界を作り続けていた私の高校時代と重なります。それは「現実」という場所ではなく、「秘密基地」という、現実よりもっと広く、可能性に溢れた場所なのです。

 

風車を空想で回す

 

小屋には、かつてアニメ制作で使われたアナログの機械たち。

浅草は興奮気味にそれを説明。聞き入る水﨑と無関心の金森。

 

「この機械、風力発電で動くんだ」

窓の外には巨大な風車。しかし微動だにしない。

 

どうやって動かせばいいか?

浅草の脳内で始まる空想。

 

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(C)2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会

 

羽根を広げたヘリ。搭乗する3人。ブーン、という声とともに飛び立つ。「あのビルが風が来るのを邪魔してるせいで、風車が動かないんだ」ヘリはビルに直撃。崩壊していくビル。風が勢いよく押し寄せ、風車が動く。

 

途端に効果音が人の声になり、ラフ画のタッチに変わる。

水彩のような質感と色づかい。このように敢えてラフに描くところに、湯浅政明の3人に対する敬意を感じます。具体的に描いてしまうと、「湯浅さんの世界」になってしまう。3人の世界は3人にしかわからないからこそ、湯浅さんは抽象的な作風に拘ったンではないでしょうか。

 

水に沈む街

 

終盤。激しい雨が降り注ぐ街を見ながら、沈みゆく都市を妄想する3人。

このビジョンは明らかに「未来少年コナン」の影響。第1話では浅草がコナンを観ているシーンが入ることからも明確です。

 

この「沈む都市」という絵面、どうしてこんなにもワクワクするんでしょうか(笑)私も幼少期によく空想してました。

 

海に沈む都市の上を泳ぎ、豪雨に打たれながら陸を目指す。顔を上げると曇天が広がり、覆うように雨粒がぶつかる。海に顔を沈めると、底に近づくにつれ青がどんどん淀み、黒くなり、そこにはビルの並ぶ都市の姿。揺れるクルマや衣服たちは、かつて誰かがそこに住んでいたことを示している。海に顔を入れるたび、雨音が消えて静寂が訪れる。恐怖に胸が高まると同時に、非現実で幻想的な光景にワクワクする。

 

──誰しも一度は想像するんじゃないでしょうか。私は海水浴やプールの時間の時によく想像してました(笑)

 

今後、3人がどんなアニメを生み出していくのか?!3話も大期待デス!

というわけで以上、アニメ「映像研には手を出すな!」第2話レビューでした!

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