スパイあるある早く言いたい方向けギャグ映画「ゲットスマート」感想&考察(ネタバレなし)

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(C)2008 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

 

007やミッションインポッシブル観てると飯食うのも忘れるわ

 

そんなスパイ映画好き必見のギャグムービー、「ゲットスマート」を今回はご紹介します!

 

 

 

スパイパロディ満載の大作コメディ

 

 

本作は60年代に制作されたスパイパロディドラマ「それ行けスマート」のリメイク映画。人気テレビシリーズの映画化とあって、なんとも豪華なつくりになっています。

 

まず、製作費。なんと80億以上

キャストはティーヴカレルアンハサウェイドゥエイン・ジョンソンと、単体でも主役を貼れるヒトばかり。

彼らが身体を張ってスパイコントを繰り広げていきます。

 

豪華大作なだけあって、アメリカのB級コメディにありがちな「笑えない下ネタ」はほぼなし。R指定もないので、家族や恋人と気軽に観ることができます。

 

事務職員、スパイになる

 

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(C)2008 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

 

冒頭。主人公のマックスウェル・スマート(スティーヴ・カレル)の何気ない日常からスタート。大量の書類を手に向かった先は巨大なスパイ基地。彼はここで事務職員として勤務しています。

ほんとうはスパイになりたかった彼。ですが夢は叶うことなく年齢を重ねて今に至る。ですが分析官としては非常に優れていて(バカみたいに細かいことまで覚えてるという意味で)、周りから信頼されています。

 

ある日、本部が敵組織に襲撃を受けます。

「身元がバレていない人間をスパイに送り込む」という決断となり、事務職員だったマックスと、最近整形をしたために身バレしていないエージェント99(アンハサウェイ)とロシアへ旅立つことが決定。

 

「なんの経験もないマックスと組むのはいやです」と告げるエージェント99だったが、他に適任がいないことを諭され渋々承諾。ふたりは飛行機へ乗り込みます。

 

「ボクたちふたりの設定はどうしようか」

マックスの問いに、エージェント99は夫婦の設定であること、夫は子を欲しがっているが妻は仕事が好きで欲しいと思っていないこと、などの細かい設定を告げます。

反論するマックス。「はやく子どもを生まないと、キミは高齢出産に突入だ。排卵が止まってしまう」と失礼ぶっこく余計なお世話発言に怒るエージェント99。「あなたにも母にもそんなこと言われたくないわ」

 

ハリウッドスターふたりが織りなす漫才。豪華すぎる(笑)

 

その時、エージェント99が屈強な男性を発見。

「マックス。あれは怪しい。私たちを殺そうとしている」と見た目だけで判断。外見で判断するなよ、と反発し男性を振り返るマックス。「ほんとうだ。でっかいモアイ像みたい。あれはヤバイ」ふたりは飛行機からの脱出を決めます。

 

パラシュートを抱え機外に……のはずが、マックスは何も装着せずに外に放り出されてしまいます。慌てて追うエージェント99。刃物を持ちふたりを追うモアイ男。三人の空中アクションが始まります。

 

このアクションシーン、膨大な予算が投入されているだけあってかーなり凝っていまして。緊迫感のある演出は、いままで機内コントをしていたと思えないクオリティです。

 

この、「基地襲撃 → ミッション遂行のため飛行機に乗る → 不測の事態でパラシュートつけて飛び降りる」というシークエンスは何度スパイ映画で観たことか(笑)

 

最近だと「ミッションインポッシブル/ローグネイション」でありましたね。

 

パーティへ潜入しダンス対決へ

 

なんとか危機を逃れたふたり。

その後マックスは工作員の会話から「核爆弾の製造に関与している」ことを分析し、彼らの跡を追うことになります。

 

この「盗み聞き」シーンの舞台はトイレ。

小便をしているマックスの後ろで、工作員の男性ふたりがロシア語で会話。ふたりの会話を聞くため小便を一時ストップ。音が止まったことに違和感を感じ振り向く工作員たち。再び小を出すマックス、会話再開。小を止める。振り返る工作員。小を再開……という流れが延々続きます(笑)

 

その後、エージェント99とマックスはパーティ会場へ。

 

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(C)2008 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

 

優麗なドレスを身に纏ったエージェント99は、敵組織に関与している男性・クリスティックの気をひくためダンスに誘います。美しい踊りをみせるふたり。

 

負けじとマックスは女性に手を差し出します。

その女性はかなりの巨漢。「わ、わたし?」戸惑う女性。自分も元々デブだったことを告げ、踊りに誘うマックス。周囲の美女はふたりを笑います。そのバカにした笑いに悔しさを感じ、踊ることを決める巨漢女性。

 

アクロバティックな踊りに周りを披露するマックスチーム。

 

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(C)2008 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

 

対抗するエージェント99チーム。結果はマックスチームの勝利。

巨漢女性は自分をバカにした美女らに中指を立て、去っていきます。

 

ココ、本作で一番好きなシーンです(笑)

 

ハリウッド版スカッとジャパンのような、カタルシスのある名場面です。

その後、クリスティックを射殺したふたりは、核爆発の出荷場所であるモスクワへ向かいます。

 

何故、エージェント99は整形したのか?

 

モスクワにて。

壮麗な街並みを歩くふたり。

 

マックスはエージェント99に、「整形した理由」を尋ねます。

もっともらしい理由を述べるエージェント99でしたが、得意の分析でウソと見抜いたマックスは、真実を話してほしいと告げます。

 

「仕事でヘマをしたの」

 

ぽつりぽつりと語り始めるエージェント99。

 

「同業者を好きになってしまって、付き合い始めたんだけど。彼のことで頭がいっぱいになったせいでミスをしてしまって。顔がバレているから、事務職員として生きていくより他ない状況になったの。でもそんなの、一日中ぬるま湯につかってるようなものよ。わたしはそれがいやで、整形をしたの」

 

じっと彼女を見つめるマックス。

恋心を抱くこと、信頼はどんな近しい人でもしないことが重要と告げるエージェント99。

 

この場面は、本作のなかでも珍しいエモーショナルな展開。

「スパイが叶わず事務職員をしていたが、それなりに楽しくやっていたマックス」と、「スパイのエリートを歩み事務職員の道を拒んだエージェント99」という、真逆のふたり。互いに偏見のあった男女が、それぞれの価値観や立場を認め合い、寄り添い始めるきっかけ……って、なんかオシャレなラブストーリーのようですね(笑)

 

主軸はコメディですが、ふたりの恋愛モノとしても楽しめます。

 

その後、二重スパイだと疑われてしまったマックスは、スパイ組織から爪弾きにされ、エージェント99からも見放されてしまいます。

 

「二重スパイに疑われる」展開もスパイあるあるですね(笑)

 

その後、怒涛のアクションシーンが続いていきます。

 

果たして敵組織を撲滅できるのか?

二重スパイの疑いは晴れるのか?

ふたりの恋の行方やいかに?!

 

総論:ハリウッドの豪華コント映画

 

主演のスティーヴ・カレルは長年コメディをやってきただけありさすがのギャグ演技。

彼に負けじとコメディエンヌの才能を爆発させるアンハサウェイ、ひょうひょうとした立ち振る舞いで笑わせるドウェインジョンソン。

 

この3人が集結した、壮大なコント映画として大いに楽しめる快作でございました。ごちそうさまです!

 

 

以上、映画「ゲットスマート」レビューでした!

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