タランティーノ監督作「デスプルーフin グラインドハウス」感想&考察(ネタバレあり) 爽快過ぎるオチ!タラ映画最高傑作!

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デス・プルーフ in グラインドハウス : フォトギャラリー 画像 – 映画.comより引用

 

グラインドハウス」。

低予算B級映画を2~3本立てで上映する、アメリカの映画館のこと。

1970年代から80年代にかけて多く製作された愛すべきB級映画の数々を、「俺たちの手で甦らせようぜ!」と、タランティーノロバート・ロドリゲスが一致団結!して作った映画が「グラインドハウス」。そのなかの一篇である「デスプルーフ」。

 

タランティーノ監督作品のなかでは一番好き!な本作を徹底考察していきます!

 

ヘンタイオヤジの殺戮日誌と4人のギャルの日常

 

予告はこちら↓

 

内容は単純明快。

4人のイケイケ女性たちが快楽殺人男をぶちのめす話

 

映画前半はその最低男が若い女性を中心に連続殺人を繰り返す様子と、4人の女性たちの無駄話が並行して展開されます。

 

まず、連続殺人の展開。

これが、無駄にグロい(笑)

身体バラバラ、血はボタボタ、という、タランティーノの悪趣味が全開のシーンが続きます。

 

しかし、それよりさらに悪趣味なのが4人のギャルの日常シーン。

はっちゃける女性たちの会話が続きつつ、カメラに映されるのはひたすら彼らの脚!脚!脚!

 

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デス・プルーフ in グラインドハウス : フォトギャラリー 画像 – 映画.comより引用

 

脚フェチで知られるタラちゃん。本作はその趣味が全面展開されていきます。

 

女性たち4人は全員、映画業界で働いているので、会話の内容は映画の裏話が多く、映画ヲタにとってはニヤニヤしてしまうものばかり。

 

タランティーノ「映画の世界に住む自分にとっては、映画の現場で働いている女性のおしゃべりに聞き耳を立てるのなんて簡単なんだよ(笑)。そこで僕が発見したのは、映画の現場で働いている女性たちは、男性クルーたちとラブ・ゲームを楽しんでいる割合が高いってこと! 誰が既婚者か、誰がセックス上手か……そんなことをすぐに察知して、現場の男たちをピックアップしているんだよ。ロケが続いていると、撮影隊ってサーカス団みたいになってきて、何だか変な感じになってくるんだ。全世界の映画の世界で働く彼氏や彼女を持つ人に言うよ! 彼らがロケに出たら要注意! 車かっ飛ばしてでも、毎週恋人に会いに行くべきだよ(笑)!」(『デス・プルーフ in グラインドハウス』クエンティン・タランティーノ 単独インタビュー – シネマトゥデイより)

 

いやー……一番のヘンタイはタラちゃんじゃないすかね(笑)

 

怒涛のカーアクション!からの華麗なオチ

 

※以下、ラスト含めネタバレしていきます。

 

そんなこんなで映画も終わりにさしかかったころ、

ようやく女性陣と殺戮男がかち合います。

男は車で執拗に彼女たちに絡み、殺そうとしますが、彼女たちは何とか回避。

男は高笑いでその場を去ります。

 

怒りに震える女たち。

このままで終わらせられるか!」とばかりに車に飛び乗り、男の車を負います。

 

そこから展開される、女軍団の車VS男の車、の激しいカーアクション!

 

女軍団のひとり、ゾーイを演じる女性は「キルビル」でユマ・サーマンのスタントを務めたこともあり、生身の激しいカースタントにチャレンジしています。ここ、超ハラハラしまっせ!

車のボンネットにへばりつき、危機を回避しようとするゾーイ。おわっ!落ちるかも!というギリギリを、彼女は回避していきます。

 

そこに挟まれる、激しい車のぶつけ合い。そして爆破

これがCGなしなんだからスゴい。

 

執拗な女軍団の攻撃に、男は血まみれボロボロ。

傷ついた身体の痛みにうめきながら、車を走らせます。

ここ、普通の映画なら「ううっ……」って程度のうめきですが、本作では「うわあああ!」とわめき、泣き叫ぶんですよねえ……ここのカートラッセルのクズ男演技が見事!

 

その後、女軍団の執拗な反撃に男も降参。

倒れるように車から降りる男性を、女たちは取り囲み、殴る蹴るの暴行。

半殺しになった男がバタン!と倒れ、女軍団は両手を高く挙げ「やったー!」と叫ぶ。画面には大きく「THE END」!

 

 

頭の悪い音楽が流れエンドクレジット。

 

 

このオチがもう、バカバカしいほどに爽快(笑)

タランティーノ作品はどれも「リアリティラインを飛び越えた復讐」で幕を閉じますが、彼のフィルモグラフィのなかで群を抜いてリアルが破綻していて、そして群を抜いて最高!なシーンです。

 

 

タランティーノ史上最高の復讐劇を、是非ご覧ください!

以上、デスプルーフ感想&考察でした!

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