映画「天使にラブソングを…」感想&考察(ネタバレなし)古きルールにNOを突きつけろ!自分の可能性を見つけよう!

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歌って踊る尼さん誕生!

今回は、ウーピー・ゴールドバーグ主演の名作コメディ「天使にラブソングを…」をご紹介します!(ネタバレなしです!)

映画情報

あらすじ

ネバダ州リノのナイトクラブ「ムーンライトラウンジ」のクラブ歌手デロリスは、ネバダ一帯に縄張りを持つ大物マフィアのボス、ヴィンスの愛人。

だがある日、ヴィンスが裏切り者を始末する現場を目撃したため命を狙われる。

重要参考人として警察に保護された彼女は、ヴィンスの裁判の日までカトリック系の聖キャサリン修道院に匿われることになる。

尼僧として振舞うことを余儀なくされたデロリスは堅苦しい生活に辟易するものの、やがて聖歌隊の指揮者を任され、俄然、歌手としての本領を発揮する。

Wikipediaより引用

キャスト&スタッフ

デロリス・ヴァン・カルティエ/シスター・メアリー・クラレンス
演:ウーピー・ゴールドバーグ/幼少時代:アイシス・カーメン・ジョーンズ

ヴィンス・ラ・ロッカ
演:ハーヴェイ・カイテル

修道院長
演:マギー・スミス

メアリー・パトリック
演:キャシー・ナジミー

メアリー・ロバート
演:ウェンディ・マッケナ/歌唱シーン吹き替え:アンドレア・ロビンソン

メアリー・ラザラス(吹き替え版ではメアリー・ラザロ)
演:メアリー・ウィックス

監督エミール・アルドリーノ
脚本ジョセフ・ハワード
製作テリー・シュワルツ
製作総指揮スコット・ルーディン

Wikipediaより引用

感想&考察(ネタバレあり)

元祖!歌って踊る「打ち破り型コメディ」

イケイケ・チャラレディのデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)がお堅く地味な修道院の聖歌隊を変える──!

バーレスクやドリームガールズなどの「主人公が歌って踊って現状を打ち破る」型ムービーの元祖的作品がこの「天使にラブソングを……」なんです。

修道院という「隔離された世界」で生きる白人の尼僧たち。

彼らは自分のいる場所、そして自らが歌う曲に対し違和感を感じることなく、たとえ感じたとしても「集団性」により抹殺されていました。

そこへやってきたのが、修道院の雰囲気とは正反対のクラブ歌手・デロリス。

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彼女は自分のいた世界のルールを提示し、修道院という世界を打ち破ろうとします。

当初は理解されなかったものの、ドロリスのパワフルな歌声とパフォーマンスに魅了され、彼女を中心に新・聖歌隊が結成されます。

画像出典:https://tsutayamovie.jp/

この「新たな世界」と「固定化された世界」とのギャップが笑いを生み、前者が後者を乗り越えていくことにカタルシスを覚える。

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このスタイルを最初に提示したのが「天使にラブソングを……」なんです。

その後、「バーレスク」など、同じスタイルを扱った傑作が数多く制作されていきます。

世界を限定することの恐ろしさ

本作の第二の主人公が、最年少シスター、アリー・ロバート(ウェンディ・マッケナ)。

画像出典:https://tsutayamovie.jp/

おとなしい性格の彼女は、ある日ドロリスに「修道院に馴染めない」ことを打ち明けます。

じゃあなんで尼さんになったの?と訊ねるドロリス。アリーは「自分は尼僧になる運命だと思っていた」と答えます。

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アリーと同じ気持ちの方って、けっこう多いンではないでしょうか……。

かくいう私も、中高と学校に馴染めず、「自分はこの社会で生きていけない人間なのかも」と思い悩んでいました。

しかし、大学に入り、いろんな世界に足を突っ込んだことで、自分が輝ける場所を見つけることができました。

同時に、イラストやブログといった「強み」を見つけることができました。

アリーも、輝ける場所や才能があるかもしれないのに、修道院という要塞都市にいることでそれに気づけない。

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そんな彼女がドロリスと出会うことで、「自分の可能性に気づく旅」を始めます。

声の小さかったアリーは、ドロリスの聖歌隊指導のなかで、徐々に発声量を上げていきます。

そして本番。アリーは今までの自分ではありえないほど大きな、そして真っ直ぐな歌声を披露します。

声を出したアリー自身も、驚きの表情。

以降、アリーは芝居に踊りに果敢に挑戦し、今までの自分の殻を打ち破っていきます。

そのルールはなんのためにある?

本作の舞台である「修道院」は、数多くのルールが存在します。

例えば、「聖歌隊は静かに、微動だにせず、並列して歌う」。

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しかしこれ、なんのためのルールなんでしょう?

ドロリスの提示した「歌って踊る聖歌隊」のほうが、観ている側からすると楽しい。歌ってるほうも楽しい。ウィンウィンなわけです。

しかし院長はNOを突きつける。理由は「教会は静粛であるべき」。

しかしなぜ、静粛であるべきなんでしょう?

そして、歌って踊るのがなぜ静粛でないんでしょう?

踊ったとしても、歌の内容が「静粛」なんであればそれは静粛なのでは?

などなどですね、考えれば考えるほど、修道院のルールに論理性がないことがわかる。

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コレ、会社でもよくありますよね(笑)

私の勤める会社でも、歴史の長さや規模の大きさゆえの「理不尽な規則」が横行しています。

しかし誰もNOを突きつけない。声をあげようとしても、多数派の波に押し潰される。

しかしそこでドロリスはNOを突きつける。

それにより聖歌隊は人気を博し、教会へ来る者が爆増。

結果として信者が増え、今まで教会に見向きもしなかった若年層を取り込んだわけですから、ドロリスの「変革」は間違っていなかったわけです。

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古きルールにNOを突きつける大切さを実感します。

というわけで以上、映画「天使にラブソングを…」レビューでした!

未鑑賞の方はぜひご鑑賞くださいませ!

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