映画「名探偵ピカチュウ」感想&考察(ネタバレなし)圧倒的ストーリーテリング!クレバーな製作陣が手がける「実写化大成功作」

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ポケモンがハリウッド実写化!

実写版ピカチュウは……まさかのおっさん!?

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今回は、大ヒットジュブナイルアドベンチャー「名探偵ピカチュウ」をご紹介します!(ネタバレなしです!)

映画情報

あらすじ

【公式】映画「名探偵ピカチュウ」WEB用プロモ映像②

かつてポケモンのことが大好きな少年だったティム(ジャスティス・スミス)は、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。

それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補(渡辺謙)から電話がかかってくる。

「お父さんが事故で亡くなった―」。

複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。

荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウ(ライアン・レイノルズ)だった。

かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、一つだけ確信をもっていることがあった……。

「ハリーはまだ生きている」。

ハリーは何故、姿を消したのか? ライムシティで起こる事件の謎とは? ふたりの新コンビが今、大事件に立ち向かう!

https://filmarks.com/movies/77543/spoilerより)

キャスト&スタッフ

監督ロブ・レターマン
脚本ダン・ヘルナンデスベンジー・サミットロブ・レターマンデレク・コノリー英語版
原作任天堂
ポケモン
クリーチャーズ
名探偵ピカチュウ田尻智
ポケットモンスター
製作メアリー・ペアレントケイル・ボイター片上秀長ドン・マッゴーワン
Wikipediaより引用

ティム・グッドマン
 – ジャスティス・スミス竹内涼真[6][7]主人公。父親の事故の真相を解明するため、ピカチュウと共に捜査を開始する。

ルーシー・スティーヴンス
演 – キャスリン・ニュートン飯豊まりえ[8][7])テレビ局「CNM」の新人記者。ライムシティで発生している事件を調査しており、その過程でティムと知り合う。

ヒデ・ヨシダ
演 – 渡辺謙(本人吹替[8][7])ライムシティの刑事で、階級は警部補。ハリーとは同僚だった。

ハリー・グッドマン
ティムの父で探偵。ある自動車事故で死亡したとされている。

ハワード・クリフォード
演 – ビル・ナイ中博史[7])「CNM」の会長。人とポケモンが共存する世界の実現のため、長きにわたりポケモンを研究し続けていた。

ロジャー・クリフォード
演 – クリス・ギア英語版)(三木眞一郎[7])ハワードの息子で、「CNM」の社長。父親との間に確執がある。

ミス・ノーマン
演 – スキ・ウォーターハウスハワードの秘書である女性。

セバスチャン
演 – オマール・チャパーロ英語版)(三宅健太[7])ライムシティの違法ポケモンバトル場でリザードンを連れている男性。以前ハリーのピカチュウに敗北したことから、ティムに対して再戦を申し込む。

アン・ローラン博士
演 – リタ・オラ林原めぐみ[7])女性研究者。とあるポケモンについての研究を進めていた。

ポケモントレーナー
演 – 竹内涼真(カメオ出演)[9]

以上、Wikipediaより引用

感想&考察(ネタバレなし)

総論:めちゃオモロい!

ピカチュウが喋る。しかも声は「デッドプール」のライアンレイノルズ。

しかもストーリーはミステリ。

モッサモサのリアルピカチュウに戸惑いを覚えた方は少なくないはず。

ポケモンヲタの友人は、予告を観て

友人
友人

ゼッタイ失敗作。

と話しておりました。

しかしですね……私め、鑑賞前から「ゼッタイおもろい」と感じておりまして。

「ポケモンをハリウッド実写化する」という情報だけ聞いた時には「ドラゴンボール観たくコケそうだな〜」と思ってたンですが、名探偵ピカチュウを原作にする、と聞いた時、「あ、成功するわ」と思ったンです。

そもそも、原作である「名探偵ピカチュウ」というゲームの舞台は海外で、主人公も外人なんですよね。

そのため、アニメのポケモンを実写化するよりハードルが低い。

加えてミステリ要素が原作にあるので、大人層も取り込める。

そしてピカチュウの声にはライアンレイノルズ。

名探偵と映るライアンレイノルズ。https://www.sankei.com/entertainments/photos/190510/ent1905100005-p1.htmlより

これは間違いなく「TED」と「デッドプール」の成功を受けての起用。

これだけの「オモシロ要素」が盛り込まれてるンですから、面白くないはずがない。

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そして結果。チョーオモロかったです!

全面展開される「ポケモン愛」

「ゼッタイ失敗する」と憤っていた私の友人。

二人で映画館で鑑賞したンですが、終幕し、場内が明るくなった途端。友人は私の肩を叩き、笑顔でこう言いました。

友人
友人

な、面白いだろ?

こないだは失敗するって言ってたじゃねーか!とツッコんだのは言うまでもない(笑)

で、これ、なんでポケモンファンからも絶賛されたかと言えば、作品全体に「ポケモン愛」がほとばしってるからなんです。

それが最初にわかるのが、冒頭。

研究所に捕らえられているミュウツーが映る場面。

okémon Detective Pikachu(2019) ©Warner Bros. Entertainment

アングルやミュウツーの動き、細部に至るまで、劇場版ポケモンの「ミュウツーの逆襲」の冒頭と同じなんです。

ここで生粋のポケモンヲタなら「うわ、製作陣信頼できるわ!」となる。

その後現れるポケモンたちも、リアルでありながらどこかアニメの感じに近いようなデザインとなっており、違和感をほとんど感じない。

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で、各ポケモンの「活かし方」も非常に秀逸でして。

私が一番好きなのが、ドダイドス登場シーン。

中盤。主人公たちが山奥を駆け抜けていると、突然、インセプションばりに陸地が海苔巻きになっていくんです。

Pokémon Detective Pikachu(2019) ©Warner Bros. Entertainment

陸と陸に挟まれる〜!

必死に駆け抜ける主人公たち。その時、ピカチュウが気づきます。

「これは山じゃない。ドダイトスの甲羅の上だ!

このカラクリ!

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ここでドダイトスを使うか〜!と感心いたしました。

他にも、終盤でもっとも脅威となるのがミュウツーではなくメタモン、ってのも秀逸でしたね〜!

実はポケモン界でもっとも強いのはメタモンなんですよ。

なんでかっつーと、あらゆるものに変化できるから。

ミュウツーはメタモンにはなれないけれど、メタモンはミュウツーになれる。

史上最強。ターミネーター2のT-1000と同じポテンシャルなわけです。

ゲームで感じる「ワクワク」を再現

ポケモンゲームで何が楽しいかって、いろんな街に行く時のワクワク感。

見知った地から離れて、未知の場所に行く時。

「ここにはどんなポケモンがいるんだろう」

「ここのジムにはどんなヤツが待ち受けているんだろう」

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このワクワクが、ポケモンゲームの醍醐味なわけです。

「名探偵ピカチュウ」の舞台となるのは、現実世界ではない、架空の都市「ライムシティ」。

Pokémon Detective Pikachu(2019) ©Warner Bros. Entertainment

ブレードランナーを彷彿させる、淀んだ風景のなかに色鮮やかに光るネオン。

このライムシティに到着した主人公の「ここが……ライムシティか!」という感覚が、我々観客のなかにも湧き上がるンです。

ちなみにコレ、なんでブレードランナーモチーフなんだろう?ってのは、予想なんですが、「対する二種の存在が交わる」点で共通していたから、ではないでしょうか。

ブレードランナーでいえば、レプリカントと人間。

そして名探偵ピカチュウのなかの「レプリカント」はポケモン。

ここに類似点を見出した製作陣は、ブレードランナーを舞台設定の基盤に選んだんではないでしょうか?

ストーリーは微妙?んなことナッシング!

鑑賞前の評価で、

映像はいいけど、物語は微妙。

ストーリーは子ども向け。

という声をちらほら聞いてたンですが、いやいや、んなこたねーよ!

本作、物語もかーなり秀逸です。

ミステリ要素の主軸となる「主人公の父親を探す」のオチもめちゃくちゃ驚きました。

そして「ミュウツーは敵か味方か?」の着地も見事!

この2要素が「予想を裏切るどんでん返し」をみせる!

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このちゃぶ台返し展開、ショージキ全然予想できなかったです(汗)

で、最後。ライムシティを舞台にした大バトルも、マイケルベイのような「何が起きてるか意味不明アクション」にせず、「こうなったからこう」と論理が明確なアクション劇になっております。

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そして最後のシメ方も見事!

圧巻のストーリーテリング!最高!

てなわけで、大人も子どもも楽しめる秀逸ジュブナイルアドベンチャー「名探偵ピカチュウ」、是非ご鑑賞くださいませ!

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