【書評】箕輪厚介「死ぬこと以外かすり傷」会社のなかでも失敗すべき!トラブルに巻き込まれるべき!

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都合のいいことに会社員はノーリスクでギャンブルができる。

会社の金と人とインフラを使い、ビッグプロジェクトにフルスイングできる。

たとえ失敗しても自分の財産は一円も奪われない。

サラリーマンもまたエキサイティングで最強な仕事なのだ。

「死ぬこと以外かすり傷」P15より

うーむ、シビれる……!

私は今まで、ブログ記事で散々ビジネス書を紹介してきました。

その内容の多くが「失敗をおそれるな!」

しかし、会社員である以上、失敗すると立場が悪くなるんでは……という不安がつきまとうため、「会社では無難にやり過ごし、社外で挑戦するべきでは」と主張してきました。

しかし!「死ぬこと以外かすり傷」を読んでから、その考えがギュルリと方向転換。

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会社のなかでも失敗したっていい!挑戦すべき!

今回は、本書を紹介しながら、会社の中でもトライ&エラーを繰り返すための方法論を考察していきます!

失敗やトラブルにのめり込め

本書冒頭。筆者の箕輪厚介がインドで出会ったトラブルについて紹介されていました。

土産物屋を装った店に巧妙な手口で誘い込まれ、小部屋に監禁。「宝石を買わない限りここから出さない」と脅された筆者。

震えながら口論し、最終的には店主を押し倒し脱出。

筆者はその後すぐ、何を思ったかといえば、「いますぐネットカフェを探してミクシィ日記を書かなきゃ」だったそう。

コレ、1年前の私なら「なんでこの発想になるの?」ってカンジでしたが、ブログやってる今なら痛いほどわかります(笑)

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こういった「誰も経験していない」かつ「トラブル」の話って、一番需要があるんですよね(笑)

経験していないからこそ知りたい、という気持ちはもちろん、トラブルや失敗談って「自分がもし今度同じ目にあったら、どう対処すべきか」の指針にもなるンです。

よく、「失敗は成功のもと」って言いますよね?まさにアレ。

他人の失敗談を知ることで、自分の「成功」に活かす。

そして、失敗やトラブルの経験ほど、感情が左右される出来事はない。

映画やアニメでも、観客が心を動かされるのは「トラブル」だと思うンです。

無罪で指名手配される「トラブル」、エイリアンが侵略してくる「トラブル」……。

こうした出来事にこそ人の心はぐらりっと動かされる。

予定調和にロジカルに考えても計算通りのものしか生まれない。

無難に生きても何も起こらない。

誰かが作った道を踏み外す。

カオスにこそ、まだ見ぬ景色があるのだ。

あらゆる事故やトラブルに自ら身を投げろ。

「死ぬこと以外かすり傷」P29より

会社でも起きますよね、トラブル。失敗も、もちろんある。

そんな時、私はどうしてたか?といえば、ただ黙って耐えていただけ。

これは、いつもネタとして書いてる「1年目時代のパワハラ体験」を見れば一目瞭然。

結果的に「パワハラを受けた」ってだけでもネタにはなったものの、今にして思えば「徹底的に戦えばもっとネタが増えたのに」でした(笑)

敢えて失敗する。トラブルの渦中に入る。これがネタとして発信できる時代なんです。

そして、発信できるだけじゃない。

たとえばブログなら、たくさんの方が読めば、それが収益になる。

失敗やトラブルという「マイナス」が、生活の基盤という「プラス」に変貌するわけです。

プラス要素は収益面だけではありません。

失敗やトラブルのなかで戦うことで、自己防衛力が身に付く。

そして、戦いに勝てれば「自信」が身に付く。口の上手さや度胸も身に付く。

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まさにいいことづくし。だから恐れる必要なんかないんです!

自分に嘘をつくと戻れなくなる

「言いたいことが言えない環境」

社会人、特に若手なら、誰しもが抱える悩み。

ここで言いたいことを言えば、立場が悪くなる。村八分にされる。

そこで、自分を押し殺す。

結果、自分が消えていく。

すると、異動や転職になった時、本来の自分を見失い、やがて、「行く場所行く場所で順応するだけの存在」に変貌する。

仕事をしていれば上司や取引先の無意味な注文を飲まなければならない場面も出てくるだろう。

しかし、3回までだ。

3回自分に嘘をついてしまったら、二度と戻ってこれなくなる。

「死ぬこと以外かすり傷」P41より

私自身、社会人1年目はずっと「やれと言われたことを思考停止してやる」だけの社員でした。

それこそが一番無難に、何のリスクもなく会社で生きれる手段だから。

しかし、2年目のころ。ブログやプログラミングに出会ったことで、その手段が「自分を潰す」ことになることを知りました。

そこで、ブログで自分の考えを発信することを開始。

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これにより「自分」を辛うじて保つことが出来、今に至ります。

ブログに出会っていなければ……きっと私は、死んだ目でロボットのようにキーボードを叩いていたでしょう。

そして、ロボットのままだとどうなっていたか。

年老いた思考回路のおっさんおばさんが作ったタイタニック号に乗船し、数十年先には沈没。そんな未来が待っていたでしょう。

おっさんは昔からの習慣を守りたがる。当たり前だ。

そっちのほうが自分が変わらずにすんで都合がいいからだ。

しかし若者はそんなものはまやかしであると喝破し、新しい秩序を作らなければいけない。

「死ぬこと以外かすり傷」P41より

いつやるの?今でしょ!

今、会社員として苦しんでいる方々。

私も1年目時代、苦しかったのでよーくわかります。

特に若い世代だと、「社会ってこんなもんなのか」と考えてしまう。

しかし、自分が思ってる以上に、このセカイは広い。

そして、思ってる以上に、あなたがいる環境は古い(汗)

ゆえに、おすすめなのは、①転職サービスに常に登録しておいて、市場価値を日々確認しつつ、良いとこがあれば転職する、②ブログで考えを発信することで自分を見失わないようにする、です。

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そして、③は「会社員としての失敗やトラブルを恐れない」こと。

もちろん、誰かに迷惑をかけている以上、謝ったり、反省することは必要です。

しかし、それ以外の「納得いかないコト」には、恐れず応戦しましょう。

暴言や暴力を振るわれるのでは……と言う不安がある方は、胸ポケットにボイスレコーダーの装着を忘れずに!

その戦った記録は、ネタになるし、同時にあなたの血となり肉となります。

こう書いている私も、今までは黙りこくって俯くだけの気弱な若者でした。

しかし本書を読んで、その考えは180度変わりました。

皆さんも徹底して戦いましょう。

じゃあ、いつ戦うか?今でしょ!

以上、「死ぬこと以外かすり傷」レビューでした!アディオス!

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